
「我が身のほど」を日々感じております。
まず以前にも増して感動しやすくなっている。いろんなことが前よりも一層感じ取れるようになっている気がします。もともと感動するのが何よりも好きですし、他人にもそれを伝えられる人間になれるよう心がけています。
がしかし、その過程において自分の立場や年齢、力などを冷静に分析していくと、悔しくもありつつ誠に冷汗三斗(れいかんさんと)の思いであります。
先日私がブログを書いている「次代の会」で、ある著名な経営者の講演を聴く機会がありましたが、その方は講演のはじまりに開口一番「健康診断を受けた結果、どうやら腫瘍のようなものが見つかった。ついてはそれが癌かもしれないので、自らの人生設計のプランをしっかりと見直し、その方針をご家族を集めて話したのです」とお話されました。
そしてさらに「私は自分の人生の1日1日を精一杯生きてきましたし、今もそうやって生きています。」とお話されました。
思わず冒頭から腹筋の脇がグッ!としまるような思いでその方の講演を最後まで聴きました。
その方の講演は8月に公開させて頂きますので、よろしければご高覧ください。
私が本当にラッキーであると思う理由は、周りにそのような気づきを与えてくれる存在の人が常に周りにいたことです。
それは年齢や性別に関係なく私の周りに存在し、常に私に何かしらの「きっかけ」を与えてくれてきました。
私自身の力がどれほどのものか、「40にして惑わず」とはご存知論語の教えではありますが、向かう方向やテンション、思いは間違っていないと信じつつも、自らがそうありたいと願う「他人様(ひとさま)に対して私が何ができるのか、もう少し直接的にいえば「私自身にどんな価値があり、そしてそのメリットを感じてもらうことができるのか」
もっと多くの「きっかけ」が必要な気がしています。
先週に引き続き押しつけがましい話ですが、このブログも160回書いてみて、小手先ではおもしろくもない駄文をちまちま書いても仕方ない。今の私をそのまま見てもらうしかないというような開き直りをもって書かせて頂いております。
これからずっとこの調子をキープするのはそれはそれで大変な話でもありますから、いきなり全く作風の異なる文章に変わることももちろんあります。
どうか気長にお付き合いくださいますようお願い致します。